公私の境目
こんばんわ
韓国の旅客線沈没問題、大変なことになったわ。
不明者もまだ多数いるみたい。
一刻も早い救出、解決を願うばかりね。
ところで、「公私」ということばがある。
『「公(おおやけ)」に関することと「私(わたくし)」に関すること』
と大辞泉にある。
よく「公私混同」というけれど、
一般的には、
正式な場所(会社など)と、プライベートを
しっかり分けて考えなさいってことかしら・・・・・・
国や地方公共団体が絡むかどうかでも、
「公私」がわけられる。
病院でも学校でも、「公立と私立」がある。
公立のほうが安い場合が多いけど、
民間の方が競争があるから、サービスがよく質がよいともいえる。
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どちらがよいのかは、その選ぶ(選好する)消費者の価値観。
自分の基準をもって決めれば良いと思う。
でも、人と人がつながっていく場所ではどうでしょう?
先日、ある県の県立高校で、
新入生のクラスを受け持つ担任教諭(女性)が
自分の息子の高校の入学式に出席するために、
自分の受け持つ学校の入学式を欠席したのだそう。
事前に、学校側や教育委員会の承認をとっていたそうだけど、
どうなんでしょう?
これぞ、公私の分別の境目で議論がわかれるところ。
かけがえのない自分の息子を母親としての役割を果たしたい。
でも、これから毎日顔を合わせる生徒たちも、
かけがえのないという意味では同じでしょう。
自分以外のキャストにも光をあてて考えて欲しい。
これは、自分の価値観だけでは判断できないのよ。
時代が変わり、
自分のプライベートをより充実させ、重要視できる社会になったのでしょう。
それは、自分にしかまもれないもの。よくわかるわ。
でも、自分にしかできない仕事もまた、自分にしかまもれないもの。
ひとを教育する立場であれば、なおそうであってほしい。
靖国神社への閣僚の参拝が続いているけど、
公式参拝と私人としての参拝で、問題の扱いが変わる。
日本の歴史と諸外国との関係、
これからの日本のあり方を問うために
しっかり向き合っていかなくてはならないのね。
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それでは、また
BY ひろ☆たかさわ
2014/04/20