新入社員へのエール
こんばんわ
桜も満開にさき、
心のなかにも春の温もりがただよう。
企業では、新入社員の入社式を終えて、
新たな戦力を迎えたのね。
戦後復興、高度成長を越え
バブルの崩壊、リーマンショックを経験した日本は
大小さまざまな業種の会社が
毎年この新人教育には思考錯誤するのでしょうね。
即戦力が欲しい。これが切なる声かもしれない。
志高く入ってくる若者を、どんどん厳しく育てていきたい。
でも、彼ら彼女らが社会に抱いている希望にも耳を傾けたい。
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「一日も早く戦力に」というのもわかるわ。
でもひとりの人間としても育てて欲しい。
それは、礼儀や忍耐力であり
コミュニケーション力でもある。
そして、何年か後には、また門をたたく人間に
そのことを伝えられる人間に育てること。
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なかなか大学や企業研修でが学べない
コミュニケーションの3要素
ロゴス(論理)、パトス(感情)、エートス(人間的魅力)。
ネオ・ディベートを通じてたくさんの学びがあるのだけど、
彼ら新入社員がいちばん苦しんでいたのが、
情熱を表にだし、伝えるということだった。
「殻を破る」というのがキーワードになった。
普段の自分ではない自分を演じられるのか。
奥底にある情熱の息吹を、伝えることができるのか。
そこの訓練をする場は、なかなか無い。
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だれかやってくれるだろうと安住していては、
厳しい社会の波にのっていけない。
そう、全ては競争社会なのだ。
そのことに気づき、
自分は変わらなくてはいけない、
変わるために前にすすむことを邪魔しているなにかを
取り払おうと必死に努力する姿があった。
日本生産性本部の2013年の調査によると、
「新入社員が同じ会社に勤めようと思うか」という問いに
春の時点では55%が「はい」と答えたのに対し
秋には34%に減っているそう。
簡単に逃げ出すこころの弱さもあるのだろうけど、
あたしたちも、彼らのせいだけにしていてはいけない。
ひとりひとりへの情熱を傾けて教育すれば、絶対に伝わるから。
会社創業者の本田龍一郎は、新入社員へのエールとして
魂をこめてこういう。
「いままでどんな人生を来てきたか、それも大事。
でも、いまはみんな同じスタートライン。
仕事というのはきびしくて憂鬱なものなんだ。
だから、簡単にあきらめないでほしい。
何回失敗しても、成功するまで追い求める。
そうすれば、かならず未来が拓けるから。
今日が残りの人生の最初の日だと思って・・・・・」
ニューヨークヤンキースの田中将大投手、
デビュー戦、出だしは厳しい洗礼をうけるも
なんとか勝利した。
でも、新たに社会の舞台にたったみんなは
すぐに結果をだす必要はない。
いまやれることは、今すぐとりくむ。
そして、いつかかならずこうなりたい!!と思う希望をむねに
走り出してほしい。
そして、会社の経営者や先輩たちは、
厳しくも温かく
なによりその情熱を持ち続けることを
常に伝えてあげて欲しいわね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ