ライバルが教えてくれるもの キム・ヨナVS浅田真央

こんばんは

バンクーバー五輪も閉幕。
日本は金メダルこそなかったものの
メダルの獲得数では前回のトリノを上回る活躍だったわね。


トリノ五輪では
荒川静香の唯一の金メダルに沸いた。

今回その重責を担った浅田真央
結果、銀メダルに終わった。
トリプルアクセルを三回跳んだ
史上初の快挙を称賛する。
この事実は、「一流の証」よ。

ミスはあったけど、実力は出し切った。
それでも勝てなかったことに対し、
悔しいし、涙が出る。
でも、ここで思うことは、
ライバルの存在の素晴らしさなのよ。

見ている観衆も、レベルの高い争いに酔いしれる。
本人たちも、ライバルの存在に
よりレベルアップを図るべく努力する。
2強が存在することが相乗効果を生むのね。

結果、勝てなかったのは
自分より上手(うわて)なライバルがいたからに他ならない。
キム・ヨナという、まさに不足のない対戦相手がいた。

浅田真央 夢の軌跡 ~ドリームのきせき~

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ディベートでも
必ず対戦相手が存在する。
「反対側の存在」これがディベートの特徴ね。
自分の論が相手より上回るよう主張すると同時に、
相手の論も受けて反論しなくてはならない。

しっかり情報収集して、精一杯闘っても
相手のほうが上回っていれば勝てない。
相手の上げ足を取らず、真っ向勝負するのが
BMディベートの流儀。

議論がかみ合い、おたがいの持てる力を出し切った試合は
ジャッジをうならせ、悩ませるし
見ている観衆にも見応えのある試合となる。
そして、その白熱した試合が
ディベーターを成長させる。



モーグル上村愛子
自分より得点の高い選手がひとり少なければ
メダルをとれた。
でもそれを言っても始まらないわ。

ライバルの存在に感謝することでしょう。
そして、それは永遠の自分の財産になる。
世界中が上村愛子のテクニックを習得して
他国の強豪がメダルをとった。
でも、そのことをとやかくいうのは
スポーツの流儀ではない。
自分の技術やテクニックを
全体のレベル向上のために世の中に伝播していく
そのふところの深さは、心を打たれるわね。

勝利への執念はとっても大事。
でも、国境を越えてすべての選手が力を出し切る
ライバルがしのぎを削る、
その素晴らしさを五輪が教えてくれた気がするわ

それでは また

BY ひろ☆たかさわ


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