朝青龍 光と影 〜品格とは・・・

こんばんは

いよいよバンクーバー五輪が開幕!!
モーグル上村愛子さん、
4大会連続の出場で初のメダルをかけての決勝。
ミスなく渾身の滑りだったが、惜しくも4位!!

残念だったけど、
母との二人三脚でやりきったその表情に
2丁目の連中も涙を流す。
本当にお疲れ様。
これからの日本勢、そして世界中の熱き闘い
筋書きのないドラマにまた注目していきたいわね。

スキーがうまくなるカラダのつくり方 (LEVEL UP BOOK)

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ところで、横綱朝青龍の引退発表。
もちろん、そのスイッチを押したのは自分自身なんだけど、
なんとなく複雑な気持ちのなのよね・・・
このニュースには、やはり二つの側面があるわね

大相撲最強の力士―朝青竜は本当に強いのか? (別冊宝島 (1431))

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ひとつは
日本の伝統文化としての国技・相撲で
最高位を極めた人間の所作・振舞として
不適格であるということ。

俗に「品格」という言葉がつかわれる。



BURNING MIND代表・太田龍樹
著書 「話し方にもっと自信がつく100の法則」の中で
「品格を身につける」重要性を説いている。

どんなひとでも、
「人間的魅力」というオーラを身にまとうことで
より説得力が増す。
これを、7つのオーラに分解して
日常生活からひとつづつ身につけていこうというもの。

話し方にもっと自信がつく100の法則

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朝青龍に人間的魅力があったのか?
土俵の上と下で、
このひとについていこうと思える風格や人格があったのか?


「強ければよい」 その了見は
日本の風土には根付かなかった。
ましてや、石原慎太郎東京都知事
横綱審議委員会勇退された内舘牧子さんには通用しなかった。


引退会見で品格について聞かれたときに
「土俵に上がれば鬼のような気持ちになる。精一杯やってきた。」
と、思わず本音で切り返した。
やっぱり、日本の大相撲という国技を理解してなかったのね・・・




一方で、興行としての大相撲の中で
二人のヒーローの一人が欠けたことへのさみしさもある。
朝青龍白鵬という二大横綱時代が円熟期に入ろうとしていた。
朝青龍が、若貴が去った後の相撲界を盛り上げたのは事実よ。
優勝25回の功績は、大きすぎる。



からだが特別大きいわけでもない。
鍛えられた体、独特の相撲勘と集中力で
ここ一番の勝負どころにはかならず勝利した。
日本人力士にも見習うべきところが
「力士としての朝青龍」にはたくさんあった。



だからこそ、
「オーラのある、気はやさしくて力持ち」
でいてほしかった。



相撲通のデーモン小暮・閣下は自身のブログで
朝青龍に、文化や美徳を教える教育係をやりたかった。
もうそんな必要もなくなって重ねて残念。」
と述べている。



ある意味相撲人気の陰りの中で
強さと愛嬌をもった横綱だっただけに残念ね・・・




それでは また



BY ひろ☆たかさわ


BURNING MIND 理事 太田龍樹 著作等一覧


・『すごい説得力: 論理的に考え、わかりやすく伝える話し方』(三笠書房知的生きかた文庫)

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・『なぜ、あの人の「主張」だけ通るのか?』(フォレスト出版

なぜ、あの人の「主張」だけ通るのか? (フォレスト2545新書)

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・『話し方にもっと自信がつく100の法則』(中経出版

話し方にもっと自信がつく100の法則

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