仕組みとカラクリ (2007年10月21日)

こんばんは


セリーグ
クライマックスシリーズ(CS)が終わり
原辰徳監督率いる巨人が3連敗で
日本シリーズ出場の道を断たれてしまった。

原辰徳 ―その素顔―

原辰徳 ―その素顔―

ジャイアンツファンにとっては残念ね。
徳光和夫さんは、
例の如くうなだれていたわね、
これもいつもの光景だわ。

だけど、あらためて
仕組み作りの難しさを考えさせられる。
ファンは面白い試合を数多く見たいし、
それにおかねを払う。
それでプロスポーツはなりたっているのよ。
だから、消化試合をつくってはいけない。


そのために、
選手のモチベーションを維持しなければならない。


でも、レギュラーシーズン優勝という冠位の重みも
もう一度問い直さなければならないわね。



ソフトバンクが2004年、05年と
レギュラーシーズン1位なのに
プレーオフで敗れてリーグ優勝とはならなかったのを考慮して、
今季から「シーズン1位」をリーグ優勝とする制度に改めた。


だから今回は、
巨人がレギュラーシーズン優勝という
その功績はのこる。
ただ、その優勝チームが日本シリーズに出られないという
歴史上はじめての事態が現実のものとなってしまった。

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あたしは個人的には、
「レギュラーシーズン」と「シリーズ」は
切り分けていいと思っているけど、
マスコミの報道をみると、
「CSで勝ったチームをリーグ優勝とすべきだ」
という意見が多いみたいね。


今回のCSを見ると、
結果論かもしれないけど
巨人には油断があったのね。
シリーズの闘い方、戦法や気持ちの面で
中日が上回ったといっていいかもしれない。
日本シリーズで勝つ」というところに
きちんと照準を定めていた落合監督
CSで優勝しても胴上げはしなかった。
「あくまでもリーグ優勝はジャイアンツですから」
と大人のコメント。

●●●私的プロ野球考○○○○プレーオフ制度

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だから思う。
仕組み作りはとっても重要。
でも
「強いものが勝ち、勝ったものが強いんだ」と。


BMも冠位を争うのにいろいろな仕組みがある。
ディベーターのモチベーションアップのための
チャンスが常に存在する。
「短期決戦の勝者」と「シーズン1位」を両方とも称える。


代表の太田龍樹がいう
「仕組みとカラクリこそが大事なファクター」
長丁場のシーズンと、短期決戦のシリーズに
連続したストーリーがあるプロ野球
とっても難しい問題を来期以降に残すことになった。

球団経営は、ファン・選手、
それぞれに納得感のある、
そして夢のある仕組みをつくって
楽しませてほしいわね。
ファンはそんな熱闘、激闘には
お金を惜しまないのだから・・・


それではまた

BY ひろ☆たかさわ


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