NOVAと亀田兄弟　（2007年10月27日） - NPO法人ザ・エンターテインメント・ディベートBURNING MIND 専属コラムニスト・ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話

こんばんは

世の中だいぶ寒くなってきたけど
皆様いかがお過ごしかしら？

景気はアメリカ主導で動いている感じで、
住宅市場を中心にした米経済の指標が注目を集め、
それが為替相場や日本の株価に影響するのね。

そんな中で
英会話の最大手といわれる
おなじみ「ＮＯＶＡ」の経営破綻。
なにかとうわさはされてたみたいだけど
やっぱりネームバリューだけで
信用はできないわね。

このコラム読んでるかたのなかにも
ＮＯＶＡに通っているひといるわよね。
なんでも30万人の会員がいるとか。

440億円の借金に加え
400億円相当の前払い受講料があり、
外国人講師への未払い給料も40億円
これだけ多方面への被害をもたらすのも
珍しいとのこと。

これは「事件」だというひともいる。

最大の原因は
社長のワンマン経営だという。
ビジネス最優先の経営手法で
宣伝広告費に多額の資金を投入。
「ＮＯＶＡうさぎ」はたしかに
茶の間ではおなじみになった。

でも、受講生に本当に利便性のある
そしてきちんと収益をあげられる仕組みがつくれなかった。
だれも社長に反論できなかった。
完全に方向性を見失った。
そして、多くのひとを裏切る結果となった。

取締役たちは、
社長の解任動議というクーデターにうってでたが
遅きに失した。

亀田親子の一連の事件も
長男・亀田興毅の丸刈り謝罪会見で一応の決着をみた。
父親が出てこないのは釈然としないが
いままでの行動や言動を謝罪した。

誰かがとめなければならない。
協栄ジムの金平会長が謝罪を求める形で実現した会見だが、
もうすこし早く
だれかが亀田一家の暴走を止められなかったのかしら？
いまさらいっても遅いけど、
周りにも多少、社会的責任はあるような気がするわ。

ＮＯＶＡにしても亀田親子にしても
そして、先日の沢尻エリカにしても
だれかが止めないと、みんなが不幸になる。
そんな教訓をのこしてくれた気がするわ。

それではまた

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