代理出産の判決に思う（2007年3月26日） - NPO法人ザ・エンターテインメント・ディベートBURNING MIND 専属コラムニスト・ひろ☆たかさわのディベートちょっといい話

こんばんわ

すごい暴風雨かとおもえば、
また石川県で大地震。
被害・死者も出ている大規模なもの
一日もはやい復興をお祈りします。
それにしても地震はこわいわね。　
今後の首都東京への影響はどうかしら？
都知事選も4月8日の投票日に向けて選挙戦が始まったわね。

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今日は、ちょっと頭に来たことがあったのよ。
このまえも書いた大相撲のはなしなんだけど、
千秋楽結びの一番で優勝にかかわる横綱・朝青龍が
なんと立会いの変化で一瞬の勝負で勝って優勝決定戦進出を決めた。
そのあとの優勝決定戦で
今度は、横綱・朝青龍に挑戦した大関白鵬が
また立会いの変化で一瞬にして勝負がきまったのよ。

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これでは観客は怒るわよ、
お金払って観に来てるんだから。
別にルール違反じゃないけど
エンターテインメントをまるで考えてない。　観客不在。
これじゃ相撲人気は落ちる一方だと思うわ。
毎日新聞のサイトは、
「勝負への執念」と肯定的な見方をしてるけど、
BM ディベートじゃありえないわよ。
今日の2番の相撲は　「受けてたつ」精神がまるでない。
自分が勝てばそれでよい。
ほんと、あきれてものがいえないわよ。
「相撲文化」とかいうまえに、
プロスポーツってなんなのかをもっと考えてほしいわね。
ファンは、ガチンコの真剣勝負を望んでいるのよ。

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ところで、代理出産で話題になっていた
向井亜紀さんの双子の子供の件。
最高裁が、正式に「実子と認めない」という判断を下したのよ。
これでもう、品川区は出生届けを受理しないことがきまり、
向井さんの不服申し立ての道は断たれた。
だけど、どうにもわからないのが、
「民法の不備」ゆえに
そう判断せざるを得ないという最高裁の判決。
たしかに、前回のはなしじゃないけど
「判断基準」って統一されてなければいけないわ。

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でも、時代は流れているし、
法律だって生きているものだと信じたい。
ひとの命、親と子供の関係をつくる大事な判決。
三権分立の世の中、最高裁も国会に対して
「法整備を急ぐように」という異例の注文
をつけたそうだけど
ほんとになんとかならないのかしら？

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少子高齢化が進み、人口は減少時代に突入した
財政、年金
をはじめさまざまな問題をはらんでいる
そして、単純に「子を持ちたい」という親の切なる想いがある・・・
代理出産の倫理的観点も含む是非を論じる（ディベートする）のも奥深いものがある
けど
いまの日本社会をかんがえると、
そして、そうやってがんばっている父親・母親がいること
代理出産を公表してがんばってきた向井さんと高田延彦氏（元プロレスラー）のこと
を想うと
なんとかしてあげたい