銀盤のヒロイン 荒川静香(2006年2月28日)

こんばんわ


トリノ五輪も無事におわったけど
みなさんはどうだった?
いろいろな想いがあるとおもうけど
あたしの事前メダル予想は2個だったのよ


1つは、スピードスケートの加藤君
いいおとこだし、やってくれそうな気がしたのよね
でも、残念・・・


そして、もうひとつが、フィギアの荒川よ。
でもまさか金とるなんて・・・
2丁目でも、最初から加藤君と荒川って言ってたわけよ


あの日2丁目の夜が明けたころ6時半過ぎ、
NHKの刈谷アナが伝えた実況がいまでも耳に残る
「ニッポンのアラカワシズカ、 金メダル!!」
アジアの選手が初めて頂点にたったことを
冷静に伝えたのね


まわりをみたら、みんな号泣してたわ
2丁目の連中って涙もろいのよね


荒川静香には、「3つの想いと重圧」があったと思うのよ


ひとつは、自分への想い
長野五輪で惨敗、
4年前のソルトレイクシティの大会には落選
でも、そこから這い上がってきた自分への挑戦
新採点基準にもがき苦しみながら、
見事に技を自分のものにした


ふたつ目は、代表選考でのひと騒動
浅田真央という新生がいきなりでてきたけど、
年齢制限で出場できず。
代表選考問題といえば、夏の女子マラソンが有名だけど
実力がありながら出られないというわだかまりの声を
見事に金メダルで返した


そして、最後に
まったくメダルが取れない日本勢のなかで
最後に期待をかけられた無限大のプレッシャー
「無欲」が、銀盤を自分のものにした


24歳の女性が、日本の誇りに
そして、世界中のヒロインになった。
国境を越えて、世界中が彼女の姿に拍手を贈ったのね


この感動ってなんなのかしら?



荒川が言う
「世界で闘うには、世界で勝つには 技術と芸術の両方が必要」
レベル4の技術が重視されるなか
イナバウアーへのこだわりを捨てなかった
魅せる、楽しませる、雰囲気を作るということを忘れなかった


じぶんだけの、ひとりよがりのスケートでは勝てない
そんな信念のある演技が、感動を呼んだのね
場内総立ち、拍手と歓声の嵐・・・
そして、優勝候補のコーエンとスルツカヤはプレッシャーからか
大事な場面でミスを連発した


トリノのオリンピックの女神は荒川静香にキスをしました!
ニッポンの荒川静香、金メダル!!」


荒川さんのエンターテインメント・スケートが
ニッポンを救ってくれた・・・ 
ありがとう 感動した!!(Y泉 純一)


それでは また



BY ひろ☆たかさわ