五輪女子マラソン選出 (2004年3月15日)
こんばんわ
4月のBMの大会も国立(こくりつ)に決まったわね
年3回の国民的行事になりそう
国民的行事、国民的関心事ということばがあるけれど
今日のアテネ五輪女子マラソンの代表選考は、
それに社会問題化するリスクも抱えているわ
昨日の名古屋国際での最終選考
土佐礼子の35KMを過ぎてからの再逆転、
アテネにかける必死の息使い。
そして、タイムでも結果を出したわ
つまり、パトスにロゴスが加わり完璧に勝ったといえるわね
しかし、この時点で完全に決まったわけではなかった
そう、国民的スーパースター(キング)である、
高橋尚子がいるから
- 作者: 黒井克行
- 出版社/メーカー: 学研
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 単行本
- クリック: 24回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そう、高橋はいまや国民の枠を超え、
世界の高橋なのよ
この前の長嶋茂雄ではないけど、
実績と勝負強さ、そして愛嬌で
本人の人気はもちろん
師匠である小出義雄監督とのコンビが注目を集める
- 作者: 小出義雄
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2000/09
- メディア: 単行本
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
結果、高橋は落選した
選考レースである東京国際で勝てなかっし、
タイムも平凡だったわ
みなさんはこの結果をどう考えるかしら?
今回に限らずの問題点は
選考基準があいまいなこと
だから、高橋は名古屋に挑戦しなかった
実力のあるもの、実績があるものが
選ばれて当然と考えたのかしら?
でも、物事には明確なルールが存在すべき局面がある
今回はそれに基づき、
勝ち負けとタイムを重視して決まったといえるわ
選考レースで勝たなければ絶対に選ばれないとわかっていれば、
高橋は名古屋で走ったはず。
自力でものにするにはそれしかないのだから
結果的に被害者は高橋尚子自身となったかたちね
- 作者: 藤子不二雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1976/08
- メディア: 単行本
- クリック: 453回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
高橋ファンには残念ね これは理屈じゃないから
熱烈ファンのひとりである 小出りゅうき氏も残念がっていたわ
すがすがしい記者会見の笑顔は素直に気持ちいいし
「監督をアテネに連れていけなくて残念」 涙がでたわ
あたしはマラソンのプロでもマニアでもないけど、
やっぱり全員が
同じ条件の下の走らないと決められないわね
陸連も苦渋の決断といっているけど、
ジャッジすることの難しさを考えさせられるわ
それでは また
BY ひろ☆たかさわ