ジャッジにおもうこと。
こんばんわ
ブラジルで行われているサッカーW杯は、
決勝トーナメントに突入!日本は予選リーグで敗退してしまったけど
熱い闘いが続いてるわね・・・・・・
昨日、日本の阪神競馬場で行われた「第55回宝塚記念」は
ゴールドシップが昨年に引き続き優勝!!
史上初の宝塚連覇だそうね。
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「阪神競馬場誤審事件」というのが1986年にあったそう。
写真判定があるから誤審はないと思っていたけど、
その技術も進歩していくもので、
当時の判定技術で誤審がおこってしまった。
いま、さまざまなスポーツでビデオ判定が採り入れられている。
サッカーでも、近年機械による判定を導入している。
今回のW杯でも「ゴールコントロール4D」という技術が採用されているそう。
ゴールラインのわずかなところを判定する。
足でボールをコントロールして、ゴールのなかに入れれば得点という
わかりやすさに加え、この判定技術がこわいものはなさそう。
それでも、今回のW杯開幕戦のブラジル戦で、
日本の西村主審が「誤審」ではないかとの疑いが掛けられた。
相手にディフェンスに行く際のチャージに行く行為を
ファウルとするかどうかは、素人目にみてもわかりにくい。
それは、経験を積んだ一流のレフェリーが
ある基準にのっとって判断することだ。
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ディベートにも「ジャッジ(勝敗の判定)」がある。
かならず勝敗が決まるが、
それは、ジャッジが一人で決める場合もあれば
複数のジャッジの合議で決まる場合もある。
準備してきた内容で、
試合の勝敗はほぼほぼ決まると思われがちだが、
それでは試合をする意味がない。
ジャッジであるひとりひとりの人間に、
その哲学や、ひとつのデータの重要性を、
魂込めて伝えられたか。
相手を受け止めて適切に建設的に反論できたかが
本番での勝負を分ける
そして、ジャッジをする人間は、
その一言一言を、そして論題から読み解かれた流れを
フローシート(試合の流れを記録する用紙)の上で闘わせて、
「誤審」をしてはならないとの必死の覚悟で臨む。
そして、最近のBMのディベートの試合では、
観客(オーディエンス)に決めてもらうこともある。
論理で勝っても、観衆の支持を得られなければ勝てない。
これは誤審でもなんでもないのよ。
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世の中をみても
導入された「裁判員制度」では、ひとを裁くというところから
「誤審」はゆるされないし、
医師の「誤診」は、ひとの生命を左右する問題。
ルールはあっても明確な基準は裁く人間に委ねられる。
とても重要なのね。
勝ちたいと必死になるのは当然。
そのために、血のにじむ努力をしているのだから。
だから、誤審は絶対にあってはならない。
でも、フェアプレーで闘うことが、まずは大前提。
その意味でも、相手をうけとめて闘うという
BM流ディベート哲学は、誤審を起こさないもっとも基本的な考え方なのね。
兵庫県明石市に、東経135度の「日本標準時子午線」がある。
これは、日本の標準時を決める明確な線引き。
でも、「血圧の高低」は
数値は明確でも、その患者の容態によって判断がちがうでしょう。
明確なルールや線引きがあっても、
最終的には人間の技術と経験に基づいて行う。
いくらテクノロジーが進歩しても、そこは変えられないのよね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ