敬語って深い、そして面白い!
こんばんわ
先週、森本リュウさんから
出口汪先生の新刊『日本語の練習問題』(サンマーク出版)
薦められたから、早速買ってよませていただいたわ。
- 作者: 出口汪
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2013/11/19
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日本語特有の謙譲語であることについて、
この本の中でわかりやすく書かれている。
「いただく」「くださる」という表現は
相手をたてて感謝する、自分をへりくだるという
気持ちの表れであり、適切な使い方がある。
多くの人が、まだ誤って使っていることがあるのだと・・・。
つまり、それは作られたものではなくて、
自然と体に染みついてなければならないのね。
二重敬語や、尊敬語と謙譲語の誤りなどは、
それを作ろうと頭で考えてしまっているところに
そもそも誤りがあるんだけど、
でも、知ってると知らないとでは
人間の品格、社会人としての所作を問われることになるから、
この本、しっかり読んで勉強しなくては・・・。
太田龍樹の著書『すごい説得力』(三笠書房)
終章の「人間的魅力(10のエートス)」の中でも
「謙虚」という要素について書かれている。
すごい説得力: 論理的に考え、わかりやすく伝える話し方 (知的生きかた文庫)
- 作者: 太田龍樹
- 出版社/メーカー: 三笠書房
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コミュニケーションを学ぶうえでも、あたしたちの心の根底にある、
とても大事な考え方なのね。
ところで、
「いただく」「くださる」といっても
それが「お金」だったらどうなるのだろう。
せっかくの美しい日本語が、一転してダーティーになることがある。
猪瀬直樹東京都知事が、
徳洲会からの資金提供疑惑を取りざたされている。
これについては、まだ事実関係がはっきりしてないから
なんともいえないけど。
- 作者: 猪瀬直樹
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自分から「欲しい」といったものを「いただく」のでは、
訳が違うわよ。
しかも、「いただいた」のではなくて「借りた」
「貸してくださった」というのだから、わけわからないわね。
使い道もなく、利息も担保もなく、ただ保管しておいた。
この場合
「お金を貸してくださった」ことの説明を、
「お金を『お貸しになる』とおっしゃられたのを、
わたくしは『お断り申し上げた』のだけれでも、
どうしても、『お借りいただきたい』とおっしゃるものですから、
お断りするのも大変お偲び難く、おっしゃられる通り『お借りした』次第でございます。」
とでもいいたいのかしら。
「この文章の誤った敬語を直そう」 などという冗談はさておき、
まったく意味の分からない猪瀬氏の弁明には、言葉もない。
お金というのは、理由もなく動くことはないし、動いてはいけない。
勤労したり、モノを売買する、
また相続や贈与、その際は必ず税金がつきまとう。
矢沢永吉だって、必死に努力して、成りあがって
夢と大金をつかんだ。
お金に関して、すべての国民は政治を信じて動いている。
だから、東京都のリーダーとして疑惑をもたれないようにして欲しいわ。
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- 出版社/メーカー: 角川書店
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草津温泉の某焼肉店で記者団の質問にこたえ、
「まあ、猪瀬さんは頭いいんだけど、
信念が強すぎて、自分がやってることがたまに見えなくなってるんじゃないの?
まあ、一回立ち止まってゆっくり考えたほうがいいんじゃない?
エンジンを一回とめて。エンジンっていっても『論理エンジン』じゃないよ。
自分の中のエンジンをね。
車を新車に買い替える気持ちで・・・」
新宿2丁目で細々やってるお姉さま連中も、
東京都知事には期待してるんだから、
そこのところはきちんとしてほしいわね。
みんな、夢をもって生きてるんだから・・・
それでは また
BY ひろ☆たかさわ