アベノミクスの功罪

こんばんは

だいぶ暑くなって
スーツで営業してる人は
汗をふきながら脱水症状に注意しないと危険な季節になってきたわね。


そんな中で、三浦雄一郎さんの80歳でのエベレスト登頂は、
その並外れた体力にただ驚くばかり。
その成し遂げようという想いに、脱帽ね。


ところで、安倍総理に代わって景気がよくなった!!
っていうけど本当かしら?

たしかに、株価が上がって円安になって
得したひともいるし、
なんとなく日本に明るい兆しがあるような気がするけど
「いや、そうでもない。」とか
「いや、逆に円安が重しになって・・・」とか
ひとそれぞれ違うわけよ。

つまり、ものごとの結論はひとつじゃないってことね。

賛成のひともいれば反対のひともいる。
立場によって意見がちがう。
自分ひとりの意見では物事が決まらない。
とくに、大きな組織を動かす、物事を決めるとなれば
いろいろなひとの立場にたって考えなければならないのよ。

太田龍樹の著書『ディベートの基本が面白いほど身につく本』(中経出版
の第5章において、
「キャストライトアップ」という考え方が紹介されている。
いろいろなキャスト(登場人物)に光をあて(ライトアップ)
そのひとになりきってものごとを考えてみようということ。

また、『話し方にもっと自信がつく100の法則』(中経出版
の法則7においても
歌舞伎の主役と敵役に例えてわかりやすく説明されてるわ。
つまり、「ひとりディベート」をする場合、
ひとり何役もこなさなければならないから大変よ。

話し方にもっと自信がつく100の法則

話し方にもっと自信がつく100の法則

でも、これを通じて
「ただ何となく正しい」というのではなくて、
「いろんな立場に立って考えたけど、やっぱりこの方法でいく。」
っていう方が、説得力があるし、信頼も生まれるんじゃないかしら。


アベノミクス政策が100%正しいとわかっていれば
もっとはやくおこなっていたはず。
でも、大量の資金供給をすること、
そこにある政府と日銀の関係、
国際社会からの批判、
物価を上げることの弊害、家計への影響
円安が招く輸入品への打撃。
そういうことをすべてわかったうえでとった政策。

約束の日 安倍晋三試論

約束の日 安倍晋三試論

もちろんそこで
いろいろな立場を想い、大いに議論し、大いに悩んだはず。
だけど、そこにはもっと大きなゴールがあって、
「日本を取り戻したい」という強い想いが
安倍さんを行動させたと思うのよね。

猪瀬東京都知事が言い出した
「日本の標準時間を2時間早める」って
だれにどんな良いことや悪いことがあるのかしら。
考えてみなくては・・・

それではまた

BY ひろ☆たかさわ


BURNING MIND 理事 太田龍樹 著作等一覧


・『すごい説得力: 論理的に考え、わかりやすく伝える話し方』(三笠書房知的生きかた文庫)

 ⇒ビジネスのヒント満載の最新本、BMセミナーの基本テキスト(第7期から)


・『なぜ、あの人の「主張」だけ通るのか?』(フォレスト出版

なぜ、あの人の「主張」だけ通るのか? (フォレスト2545新書)

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 ⇒初の新書版


・『ディベートの基本が面白いほど身につく本』(中経出版

 ⇒おかげ様で増刷を重ねている、BMセミナー基本テキスト


・『話し方にもっと自信がつく100の法則』(中経出版

話し方にもっと自信がつく100の法則

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 ⇒BMセミナー基本テキスト


・『人を惹き込む話し方』(ビジネス選書&サマリー)
 http://bit.ly/g5dpa6
 ⇒上記『話し方100』がよりわかる講演DVD


・『会話のきっかけをつくるちょっとしたコツ』(成美堂出版)

会話のきっかけをつくるちょっとしたコツ (成美文庫)

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