昨日ゴルフに行ってきたから、今日はゴルフ話
こんばんわ
今年一年を表す言葉に「輪」が選ばれたそうだけど、
やっぱり人間の「輪」というのは
かけがえのないものだと思うわ。
家族であり、兄弟であり、
仕事やスポーツのライバルであり、
そして永遠の友であり・・・
その兄弟の輪が感動を呼んだのが、
プロゴルファーの宮里優作のツアー初優勝。
その優勝インタビューでの男泣きに
あたしたち二丁目の連中も思わずもらい泣きしたわ。
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プロでの優勝も時間の問題と言われてきたが、
その壁に何度も阻まれてきた。
最終日の最終組という優勝を争う状況を15度経験しながら、
一度も届かずにいた。
3兄弟では一番の練習の虫。
ものすごいショット技術をもちながら、本番で発揮できない。
ディベートでいうと、センスもあって準備の量も半端ではないけど
なかなか本番で勝てないタイプかしら。
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実力がありながら、頂点を極められずにいた。
2004年のディベートグランプリで本命とされていながら
決勝で敗れて以来、一度もタイトルをとることなく、
2007年には不調から舞台にたつことさえできなかった。
しかし、2008年に見事に復活し
ディベートチャンピオンに初めて輝く。
なにかを掴んだ瞬間があったのかしら。
師である太田龍樹の教えを愚直に実践していき、
見事にその才能を開花させたのね。
宮里優作の妹の宮里藍は、
日米のツアーで24勝もしているスター。
その妹の活躍によるプレッシャーは少なからずあったでしょう。
同じプロでも、周囲から比較される。
でも、そんな妹をほこりに想った。
「藍のお兄ちゃん」と呼ばれることも恥とせず、
愚直に妹のトレーニング方法を採り入れたりもした。
「藍ちゃんは僕の師匠。爪の垢を煎じて飲んでいる」と公然と誇らしげに言い、
妹を支えながら、自分のメンタルを鍛えていった。
池田勇太、松山英樹ら大学の後輩にも先を越されたが、
腐らず努力した。
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東京御徒町のとんかつ屋で記者団の質問にこたえ、
「優作は、スコアにこだわりすぎちゃったよねえ。
まずは、自分らしさを取り戻せっていったんだよ。
なんでも、自分のオリジナルの型ってもんがあるでしょ?
勝ち負けばっかり考えると小手先のゴルフになるんだよ。
だから、妹に先越されても気にすんなってね。
おまえのこと、みんな心配してるんだからって。
そうじゃないと人生、つま・・・らないよねえ。」
苦節11年、最終ホールで劇的なチップインを決めて、
渾身のガッツポーズ。
「やっと勝てた」、素直にそう思うと
ギャラリーが総立ちで大歓声。拍手が鳴り止まない。
ずっと見守っていた両親や妹の藍さんも涙が止まらなかった。
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「家族に支えられながらここまでやってきた。
ずっと藍の兄と言われてきたけど、今日は自分の名前が呼ばれてうれしい。」
兄として、プロゴルファーとして、そしてひとりの男としてのプライドは、
やっぱりずっともっていたのね。
33歳、これからもっともっと名前を轟かせて欲しい、そんな希望の星であってほしいわね。
それでは また
BY ひろ☆たかさわ